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プロジェクト

法人GAI導入により文書作成の工数が約70%削減、基本業務作業時間を大幅に短縮。 生成AIを活用した業務効率化により、ワークライフバランス向上を目指す。

ケイエムシー株式会社

代表取締役 仲代 順哉 様

常務取締役 山村 康治 様

  • IT・通信
  • 経営・経営企画・事業企画

「みんなが幸せを実感できる企業」をビジョンに掲げる株式会社ケイエムシーは、社員が長期的な視野を持って成長を目指せるように、働く環境の整備や企業風土の醸成に力を入れています。
今年4月から導入した「法人GAI」をどのように日々の業務に役立てているか、導入を遂行された代表取締役の仲代順哉様・常務取締役の山村康治様にお話を伺いました。

  1. 課題

    ソフトウェアサービスの営業・開発・サポート・修理までをワンストップで行えるのが事業の強みである一方、業務領域の幅が広く、社員の負担が大きかった。

  2. 解決策

    一部の社員がChatGPTを個人利用しており、業務効率化への可能性を感じる。「ビジネス向きのセキュアなChatGPT環境」を導入し、メール作成や議事録作成等の基本業務をはじめ、開発・人事・総務など様々な部門に関する業務で活用。

  3. 効果

    メール作成、コーディングなど、開発・人事・総務を含む多くの部門の業務を効率化。挨拶文作成においては72%の時間短縮を実現。

ISSUE

課題

ソフトウェアサービスの営業・開発・サポート・修理までをワンストップで行えるのが事業の強みである一方、業務領域の幅が広く、社員の負担が大きかった。

当社はコロナ禍以前より、残業ゼロをベースにしたワークライフバランスの実現を目指しています。在宅テレワークの推奨や、インサイドセールスの導入で営業担当が非対面で営業活動を行える仕組みづくりなど、社員が業務に専念しやすい環境の整備を以前から積極的に推進しており、「人財を大切にする」ため継続的にチャレンジしています。
主な事業としては、お客様から寄せられた要望をもとにソフトウェアの開発を行い、それらをパッケージ化して様々な業種・業界に特化したサービスとして展開しております。
一つ一つの製品はコアなターゲット向けのサービスですが、おかげさまで全国規模で多くのユーザーの皆様にお使いいただいています。
当社はソフトウェアの営業・開発・サポート・修理までをワンストップで行えるのが強みですが、その分業務領域の幅が広く、売上拡大とともに社員の負担が増していました。そこに対して何らかの業務効率化ができればと常々考えていました。

APPROACH

解決策

一部の社員がChatGPTを個人利用しており、業務効率化への可能性を感じる。「ビジネス向きのセキュアなChatGPT環境」を導入し、メール作成や議事録作成等の基本業務をはじめ、開発・人事・総務など様々な部門に関する業務で活用。

ChatGPTは一部の社員が個人利用を始めており、その評判から業務を効率化する上で非常に便利なツールであると考えていました。実際、「業務でも使いたい」という声が寄せられており、業務への導入を目指すのは自然な流れでした。
そこで、ビジネス向きのセキュアな環境でChatGPTを使えるサービスを探す中、展示会で法人GAIを見つけ、導入を即決した次第です。
法人GAIは、開発・人事・総務など様々な部門の業務で利用されています。
例えば、お客様との打合せでは議事録作成に利用しています。打合せ自体は全社的に相当な数になるので、それだけでも社員の負担を減らせていると実感しています。

IMPACT

効果

メール作成、コーディングなど、開発・人事・総務を含む多くの部門の業務を効率化。挨拶文作成においては72%の時間短縮を実現。

導入後の効果

身近な成果で言いますと、法人GAI導入によりお客様への挨拶文作成では劇的に効率化が図れました。
これまでゼロから挨拶文を考えていたときは 内容や構成を考えた上で文章を作ると、30分から1時間かかっていました。それが今では10分から15分ほどで作り終わります。また、PHPやC#を用いたコーディングにおいても重宝しています。
他にも開発部門では完成したシステムの評価検証で、管理部門では人事研修や会計の仕分け・調査に利用しております。法人GAI導入前は相当の時間がかかっていたところが、大幅な作業時間短縮を実現しました。

目指す理想像

法人GAIを業務に活用できていない社員も一部おります。おそらくプロンプトの書き方や、業務での活用法がわからないからだと考えております。 法人GAIを利用することで生産性は絶対に上がると確信しているので、今後は社内の全員が法人GAIを使いこなせるよう研修を行い、全社的に業務効率化を推進していきたいです。
同時に、法人GAIから得られた回答を鵜呑みにするのではなく、きちんと精査して取り入れるなど、ITリテラシーの醸成にも時間を割いていきたいです。 そして将来的には社内のデータベースと連携し、ビジネスに対してよりダイレクトに効果をもたらす使い方をするのが理想です。
当社は「人財力」に重点を置いています。社員たちには会社に愛着と誇りを感じてもらい、さらにその家族や友人にも「ケイエムシーっていい会社だな」「ケイエムシーで働いてみたい」と思ってもらえるようにすることが、私たちの目標です。
これを実現するため、会社として法人GAIをはじめとする新しい技術、ツールは今後もどんどん投入していきます。働く人が魅力を感じる会社であり続けるため、これからもチャレンジを続けていきます。

ケイエムシー株式会社

「みんなが幸せを実感できる企業」をビジョンに掲げる株式会社ケイエムシーは、働く社員を「人財」と捉え、それぞれが安心して長期的視野で成長を目指せるように、働く環境の整備や企業風土の醸成に力を入れています。様々な業種・業界に特化したソリューションサービスを提供し、営業・開発・サポート・修理までワンストップで提供し、特に公益法人やヘルスケア(整骨院や介護福祉施設など)、農業分野へのシステム提供において豊富な実績を持ちます。

  • ケイエムシー株式会社
    代表取締役

    仲代 順哉

  • ケイエムシー株式会社
    常務取締役

    山村 康治

この企業で利用しているサービス

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